金曜日, 9月 23, 2005

■「ほたる帰る」という講談を聞きました。

■講談 「ほたる帰る」を聞きました。



今日からまたもや三連休になりました。

昨晩は、女流講談師「室井梅星」さんの講談を聞きました。

http://www.geocities.jp/umeachi/

演題は、「ほたる帰る」で、特攻隊に纏わる話でした。

http://www.geocities.jp/umeachi/information3.html

終戦間際になって、鹿児島の知覧飛行場から飛び立つ

特攻隊員の若者と食堂のおばさん「鳥浜トメ」さんの話です。


講談を聞くという機会も多いものではありません。

テーマが、終戦間際の特攻隊、そして舞台が鹿児島県の知覧

ということもあり、「多くの何かを」感じさせるものがありました。

時代背景が、私自身の生まれた時代の話であり、母方の出身地の

薩摩が舞台になっていたからかも知れませんが。。。


多くの若者が、「お国のため」に命をささげていきました。

彼らの尊い犠牲の上に、「現在の日本」の繁栄があるのです。

現在でも、イラクやアフガニスタンでは、「自爆テロ」が続いています。

彼らの行動は、宗教を背景にした、「反政府運動」です。

日本の「特攻隊」は、国の命令により、強制されたものです。

自分の命を、「目的達成の手段」として、「道具」として使われた

若者たちの「無念」は、私には、想像することはできません。

しかし、「命」を代償とした「自爆」の戦いそのものからは、

何も生まれませんでした。

現在のイラクやアフガニスタンの「自爆テロ」は一般人も

巻き込んで数多くの死傷者をだしています。

一般市民の反発も受けるような「自爆テロ」からは、

更に、なにも生まれないことは自明でしょう。

改めて、生きていることの意義と「命」の大切さを感じた夜でした。

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